2009年10月05日

神経の中にも血流がある

昨日、母校花田学園(日本鍼灸理療専門学校)同窓会の特別講演会で、東大付属病院の粕谷先生に「脊柱管狭窄(症)」のお話をして頂きました。

そのお話しの中に「抹消神経の中にも血が流れている」という事が出てきて、不勉強でお恥ずかしい事ですが、そうだったんだ・・・と知りました。

自分の中では、神経の中にも血が流れがあって、その流が良くなるようなイメージで鍼灸治療をしていたのですが、本当にあったんだと感動しました。おバカなだけですけどね(;_;)

それで、日頃の治療で神経を考えた時の鍼の使い方は、肘や膝から先の部位を多用しているのですが、その手法でもその神経の根っこ(脊柱管付近)の部分の血流が増す事が判っているそうです。

例えば、今回講演の題目になっている脊柱管狭窄でも、狭窄部位への鍼治療ではなくとも、膝から下の部位でその障害神経近傍に鍼をすればそれでも狭窄部位辺りの血流も増加する事が判ってきたそうです。もちろん下肢などの痛み等の症状の改善もされます。
但し、下位の馬尾部分は神経の中に血流がないためか改善されにくい傾向との事。

もちろん、これは治療の一手段で、他にも改善するやり方が多種多様にありますから、その他のやり方でも、末梢神経中の血流を改善できる方法ががあるのだと思います。
posted by tamura at 13:30| Comment(0) | 健康・医療

2008年10月24日

家庭医療

先日、NHKの「ゆうどきネットワーク」で食の裏側というのをみて面白かったので、最近は録画してみています(^^)
今日やっていたのは「家庭医療」というものがとりあげられていた。

 番組の紹介では、現在の日本の医療では各科別になっているが「家庭医療」では科は関係なく全てをみるという事で、海外では常識との事。
 でも、日本だって昔は町医者という存在がそうだったと思うんだけどなぁ?(^^;
そして、町医者で対応出来ないレベルの事は、専門医にバトンタッチしていたと思います。
まぁ、細かい事はいいとして、本来あった形に戻りつつあるという事でしょう。

 そして、鍼灸という存在も、家庭医療と同じだと思います。
妊婦の治療(つわり・逆子・腰痛など)や、小児(かんのむし・小児喘息・アトピーなど)から、ご高齢者まで、内科・整形外科・皮膚科・泌尿器科・眼科・心療科・・・などなど現代医学では分科した全ての領域において対応出来る治療ですし、必要であれば専門の医師の受診を薦めます。

 こう書いても、実際に治療を受けていない方は、なかなかピンと来ないでしょうね(^^;
なんで鍼や灸でそんなものに効くの??とか。
その人の身体が回復出来る範囲の事ならば、鍼灸はその回復を手助け出来るのです。
 よくあるパターンは、どこか痛みがあって、その治療にと訪れていても、治療を続けて行くうちに、あれれ?高かった血糖値が通常領域で落ち着いてるよ?とか、高かった血圧が大分下がって落ち着いて来てる。など、いろんなところに改善のサインが出てくる事があります。

 こういう鍼灸の効果は世界的に認識されてきているのですが、普及するためには、誰でもいつでも再現出来るのかの検証とか、検証が済んだらマニュアル化という作業が必要ですよね。
あと、特に日本の場合は、偏見が多すぎる気がして、それが大きな壁になってそうですね・・・
posted by tamura at 20:21| Comment(0) | 健康・医療

2008年06月26日

保険施術の変更点

 先日、平成20年5月26日付けで厚生労働省保険局長通達(保発第0526003号)と厚生労働省保険局医療課長通達(保医発第0526002号)が出されました。
局長通達の方は料金改正、医療課長通達は支給可能期間の変更について書かれています。

 料金は、はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧、全ての施術に関する施術料単価が5円ずつ上がり、往療料の基本(2kmまで)が10円下がりました(1870円から1860円になった)。2kmより遠い時の、800円きざみの加算分は変わりません。

 ややこしいのが療養費支給可能期間の変更で、これまでは「初療日または再同意日より最大3ヶ月」でしたが、平成20年5月26日以後は「初療日または再同意日が、月の15日以前の場合は当該月の翌々月の末日、月の16日以降の場合は当該月の3ヶ月後の月の末日」となりました。
 これまで同意医師の診療日ではない日に再同意日が記載されているケースがあり、これはおかしいとの事で、今後は診療日記載になるようにある程度日がずれても支給可能期限がバラつかないよう考えられた結果だそうです。つまり、同意日(再同意日)は休診日ではダメという事のようです。
 あとは「支給可能期間かどうかの審査がしやすくなる」という事もあるのでしょうね。

 慣れるまでちょっと注意しないと間違えそうですが、慣れればもしかしたら楽かも知れないなとも思いました。
posted by tamura at 23:59| Comment(0) | 健康・医療