2009年02月16日

学会でした

 今日は全日本鍼灸学会の関東支部研修会に行ってきました。
演題は
「痛点ストレッチと針治療」東京医科歯科大学医学部整形外科教授 宗田大先生
「末梢神経障害の治療薬について」昭和薬科大学病態科学研究所教授 田代眞一先生
の2つでした。

 宗田先生は、圧痛点を圧する事により、疼痛緩和と血流改善をし、それと同時にROMを改善・維持する事により痛みのある動きが改善・維持されていくという内容の事で、これはあん摩や指圧の手技と非常に似ているなと感じました。
また、鍼の鎮痛機序として知られているゲートコントロール理論にも関連してそうだという事。
ゲートコントロールで重要なのは、加重刺激を加える事なのですが、宗田先生の圧迫の仕方は正にそれでした。時間的には2分前後という事でしたが、患者さんが声も出ないくらいに圧っしていました(^^;すごく痛そう
鍼灸の場合は、痛くなく鍼灸で閾値を上げられるのが大きく違う所ですが・・・

 この方法のいい所は、先生もおっしゃっていましたが、患者さん自身が自分でケアする事が出来る点ですね。あと、とても痛いので判りやすい事でしょうか(^^;
鍼灸では、苦痛を伴わず閾値を上げられるのですが、患者さん自身では針は出来ないし、施灸という方法もありますが、火傷無くというのは素人には難しい事もありますので、やはり「自分の手」でというのはメリットですね。

 そして、自分で継続して行う事が重要で「人にやってもらうという人は良くなりにくいです」というお言葉があり、ごもっともです!これは鍼灸の患者さんにも言える事で、何とかして下さいというだけの態度の方は良くなりません。
やはり、自分で自己を見つめて反省し考えて、目標を持って行動していく方でなければ改善は難しいと感じています。
ただ、患者さん側だけの問題だけではなく、もちろん我々治療者側も、いかに患者さんのモチベーションを引き出していけるかという事も重要ですね。
ほんと、宗田先生は一味違うな・・・と改めて感じました(^^)

 実は、宗田先生は、私が鍼灸免許取得当時に買った膝関節疾患保存療法の本で執筆者の一人だったのですが、たまたま妻が膝を痛めた折に先生に診て頂いた事があったのです!
当時は私も一緒に診察室に入り、状況の説明や訓練方法の様子をみていました。
とても判りやすい話し方や、患者の気持ちに耳を傾けておられ、偉そうでなくちゃんと直す手助けをしたいのだなという意志を感じる方でとても好印象でした(^^)

 その後も、NHKで膝の痛み番組でちょこちょこ出演されているのをみては、おおー宗田先生だ!と妻とはしゃいで!?いましたが、まさか、鍼灸の学会に来られるとは思いもよらずビックリしました!
今日は感激していたのと、時間が少なかったのでヘンテコな話方をしてしまい失礼な事をしてしまったかなぁと凹んでしまいました(--;


 田代先生のお薬の話は、これまた学生時代に薬理や栄養学で勉強した、化学構造が沢山出てきて、気が遠くなりそうでした(^^;
でも、先生の話し方が上手!判りやすく楽しく説明して下さり、裏話もちょこちょこ入れて頂きましてちゃんと頭に入ってきました(笑)

 要約すると末梢神経障害の治療薬として使われているV.B12の話がメインだったのですが、末梢神経障害の薬でもあり、悪性貧血でもあるはどうして?という話だったのですが
B12は4種類あるが、メチル化するメチルコバラミンが多方面に効果が期待出来るものであり、メチル化ってすごく必要な過程なのだという事が改めて勉強になりました。

 私は学会の日に限って調子が優れなかったり、天気が悪かったりで休んだりする事が多いのですが、今日は天気も調子も悪くなく久々にいい勉強が出来て良かったです(^^)
posted by tamura at 00:23| Comment(0) | 日記
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